ブレス位置

大友拓哉

トランペット奏者・講師の大友拓哉です!
トランペットに役立つ情報をブログやYouTubeにて配信中。基礎を楽しく深く学べるような配信を心がけていますので、よければ是非ご覧下さい。

音楽を演奏する上で必要不可欠なブレス(息継ぎ)。


どのタイミングで取るかによって演奏しやすくもなり、命取りにもなる大事な項目です。



今日の大宮レッスンで少し掘り下げたのでよろしければご覧下さい。



●ブレス位置はどうやって決める?
文章に文節が存在するように、メロディーにもキリの良い所が存在します。

たとえば


『血液検査の注射痕シールをつけっぱなしだった事を帰りの電車で気がつきました。』


という文があるとしましょう。(実話)



これは全部一息でバーーーーーーーーーっと言うと人の血が通っていない印象。


逆に、一文字ずつ区切って言っても疲れてしまいますよね。聞いてる方も、言ってる方も。




『血液検査の/注射痕シールを/つけっぱなしだった事を/帰りの電車で/気がつきました。』


と区切ると、まぁまぁ自然な大きな区切りができます。これを音楽だと『フレーズ』と呼びます。




話をトランペットに戻します。


このフレーズ(メロディの一区切り)を研究する事によって、ブレス位置が自然と決まってくると考えています。



●ブレス位置を決めておく事のメリット

①疲れにくい
水泳のクロール時、肺にまだ息が残っている状態で息継ぎをして身体中に力が入った経験ありませんか?

トランペットでもそれが起きます。

自然な流れでブレスとる事で、余計な力みを防止する事ができます。



②自然な音楽表現につながる
変に自分で色付けしなくても、曲のフレーズにはそれぞれキャラクターが既に存在しています。


その曲のもつフレーズを理解しブレスをとる事で、余計なエネルギーを使わず自然な音楽表現に繋がります。




いかがでしたでしょうか!

最初はブレス位置を全て書いてみるが吉だと思います。

2〜3曲こなすと、わざわざ書かなくても理解できるようになってくると思いますので是非お試し下さい。








トランペット奏者 大友拓哉ウェブサイト

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