【初心者必見・楽譜付き】トランペット超・初心者がやるべき練習とポイント

大友拓哉

トランペット奏者・講師の大友拓哉です!
トランペットに役立つ情報をブログやYouTubeにて配信中。基礎を楽しく深く学べるような配信を心がけていますので、よければ是非ご覧下さい。

この時期トランペット始めた方、沢山いらっしゃると思います!

・部活動
・新しい趣味
・押入れにあったから(←意外と多い)
・朝ドラに憧れて

様々なきっかけで始めた方が大友のもとへいらっしゃり、最高にハッピーです。


パパーン!と華やかさが魅力なトランペット。始めて見たものの、

何を練習すれば良いんじゃー!!


本日のブログはそんなあなたにオススメな内容です。


始めたばかりのビギナーにオススメな練習メニューとポイントを解説します。


楽譜データもございます。
こちらからダウンロードしてご覧下さい。↓↓
解説と併せてご覧頂き、日々の練習にお役立てください^_^



◆目次

・はじめに
・ウォーミングアップ①
・ウォーミングアップ②
・やるべき練習①ロングトーン
・やるべき練習②部分音階
・やるべき練習③タンギング
・おわりに


◆ウォーミングアップ①フラッピング

唇をぶるぶる〜と震わせるアレです。

オススメ理由は、

唇が柔軟になり、振動しやすくなり、演奏しやすくなるからです。


トランペットは息で唇を振動させ演奏します。


振動体である唇は柔軟にしておく事で、演奏のしやすさに繋がります。


【やり方】

・メトロノーム♩=60
・4拍フラッピングし、4拍休む×3セット
※慣れてきたら8拍に伸ばしてみましょう


【注意点】

喉もリラックスするべし!

赤ちゃんがよくやるフラッピング。
意外と大人になると難しく感じる方が多いようです。

原因は『喉に力が入っているから』
喉に力が入ると、フラッピングは途端に止まってしまいます。

唇と喉をリラックスさせ、フラッピング。オススメです。

◆ウォーミングアップ②ブレストレーニング


トランペットは『呼吸の良し悪しで決まる』と言っても過言ではありません。

始めたばかりの人が、演奏しながら呼吸に気を配る事は中々難しいです。

楽器を演奏する『前』に、呼吸だけ独立させてトレーニングしていきましょう。



【やり方】

・メトロノーム♩=60
・吐き切る(捨て呼吸)
・4拍かけて吸い、4拍かけて吐き切る×3セット
※慣れてきたら8拍伸ばしてみましょう

【ポイント】

・リラックスして行うべし
・息の量・スピードは一定に調節するべし
・丹田(おへその少し下)で息量や速さを調節するべし
※手を抑えながらやると効果的
・吸う時は、自分の体が『風船』のように全体に膨らむべし
※脇腹は動き辛いので要チェック

My name is 風船

これを3回唱えてから取組むといいでしょう。(真顔


【注意点】

無理は禁物です!

日常動作でこんなに深く呼吸する事はありません。

慣れないうちに、何度もやりすぎるとクラクラしてしまいます。

徐々に負荷をかけて、呼吸マスターへの道を目指しましょう。


◆やるべき練習①ロングトーン

絶対に外せない、王道かつ非常に重要な練習です。

その名の通り『音を長く伸ばす』

ロングトーンの目的は
・音の安定
・音質の向上

いわゆる理想の音作り練習です。

初心者だけでなく、経験者やプロもロングトーンを大切にしています。とても重要です。


【やり方】

・メトロノーム♩=60
・4拍伸ばして4拍休む


このメニューをド・レ・ミ・ファ・ソ 5つの音でロングトーンできる事を目標にトライしましょう。

慣れないうちは、どれか一つの音でもOK。徐々に広げていき、5音ロングトーンマスターを目指しましょう。


【ポイント】

・姿勢
・息の支え
・音型
・リラックス
・アンブシュア


.....多いか。笑
シンプルな練習ですが、これだけ色々な事を考えています。

慣れてきたら長さを6拍〜8拍と伸ばしていきましょう。

◆やるべき練習②部分音階


単音だけの練習も大切ですが、動きのある練習も大切です。

『音階』ときくと
ドレミファソラシドー!

最低限1オクターブ演奏できる技術がないと、取り組めないと思っていませんか?


音階を部分的に分ける事によって初心者でも練習が可能です。

【やり方】

・メトロノーム ♩=60にセット

・ドレドレドー、レミレミレー、ミファミファミー....


わーお!分かりづらい!笑

楽譜のデータを添付しておくので、そちらからご覧ください。



音階も、このように部分に分ければ初心者でも取り組めます。


【ポイント】

・指はハキハキ動かす
・音程の変化をイメージ

【やりづらい人は】

楽器の前に歌ってみましょう。
ドレミ唱で歌いながら指を動かす練習が非常におすすめです。

・音程は正確か
・指はハキハキ動いているか
・ドレミはハキハキ発音できているか

これらを確認しながら歌えるようにしておくと、楽器でも演奏しやすくなるはずです。

曲のほとんどは音階でできています。

部分的にとりあげて、最初に取り組んでおくと今後大きいメリットになります。^_^


◆やるべき練習③タンギング


タンギングとは

舌で音を区切る事を言います。



Thaー(ター)、Thaー、Thaーとしゃべってみましょう。
ズバリ、それがタンギングです。


やるべき理由はただ一つ

使う場面が多いからです。


曲は当然の事ながら、音階、跳躍、分散和音 etc..当たり前のようにタンギングする機会がでてきます。

最初にしっかり取り組んでおくと良いでしょう!

こちらも楽譜データを添付しておくので、是非ご覧ください。



【ポイント】

・息の流れを大切に
・舌をリラックスしながら発音


【やり辛い人は】

歌ってみましょう!

①楽器がない状態でThaー(ター)、Thaー、Thaー
②軽く口を閉じた状態でThaー、Thaー、Thaー
③楽器を構えてThaー、Thaー、Thaー

Thaー、Thaー、Thaーと唇を閉じた状態で喋る事ができれば、確実に演奏は可能です。

楽器を演奏する事によって余計な力みが邪魔しているだけです。

喋っている時と、演奏している時の体へのストレスの違いをよく観察しましょう。


自然体での演奏を目指しましょう!


おわりに

トランペットは本当に楽しい楽器です。

導入段階で、どれだけ丁寧に始められるかが、今後の成長に大きく影響します。

是非、今回のブログ内容を参考にしていただき、日々の練習にお役立てください^_^

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お気軽にお問い合わせください^_^


それではまたお会いしましょう!さよなら!
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