リップスラー
喉痛い、耳痛い、頭痛い
怖すぎて病院行ったら、耳かきしすぎの中耳炎でした。どうも、大友です。
怖すぎたのでお仕事お休みさせて頂きましたが、大友はピンピンしております。
本日は基礎練シリーズ第2弾リップスラーについてまとめました。
基礎は目的やポイントをどこに設定するかで、同じメニューでも効果が異なります。
あくまで大友オススメではありますが、是非参考にして頂ければ嬉しいです。
リップスラーとは、タンギングや指に頼ることなく息のコントロールで唇振動数をコントロールし、音を変える技です。
タンギングや指に一切頼る事ができません。
なので目的は『柔軟性・効率の良い演奏を会得する』事にあると大友は考えております。
故に、抑えておきたいポイント3つはこちら
①No階段、Yesジェットコースター
②音と音の間を息でブリッジ(橋)
③息の量に頼りすぎない
解説していきましょう!
① No階段、Yesジェットコースター
単純に階段とジェットコースター、どちらの方が早く動けるかという話です。
ジェットコースターのレールが全て階段で出来ていたらお楽しみ所ではありません。
リップスラーの時もジェットコースターと同じです。
音符と音符を曲線で結び、滑らかに演奏しましょう。
②音と音の間を息でブリッジ(橋)
例えば5線内のFとBをリップスラーで演奏するとします。
この2つの音を、まずはそれぞれロングトーンしてみましょう。
※ロングトーンが出来ない音域のリップスラーは基本的にはオススメしません。
やればやるほど奏法が崩れる可能性大です。
2つ音符を息でこれでもかー!てくらい息で橋掛けるように結んでみましょう。
①の内容と重なるかもしれませんが、滑らかに演奏する為にはこの意識が不可欠です。
イメージしづらければ、マウスピースで練習するのも効果的です。
FとBの間をサイレンのように結びます。
上行形も下降系も同様です。
③息の量に頼りすぎない
人によりけりですが、リップスラーの目的が冒頭に挙げたものに設定する場合は効果的だと思います。
高い音へ行く方法として挙げられるものとしては
・息の量を増やす
・息のスピードをあげる
・息の距離感をより遠くへ設定する
の3つだと考えます。
トランペットで高い音を出す例でよく使われる例えがあります。
蛇口にホースを繋いだ様子をイメージして下さい。
『遠くへ水を飛ばして下さい』
と言われたら皆さんどうしますか?
恐らくホースの先端部分を少しつまみ、ピューっと飛ばすと思います。
蛇口を思い切りまわして『飛べ!飛べ!』と水の量のみで遠くへ飛ばす人は少ないと思います。
この理屈と一緒で、量のみにフォーカスして高音へアプローチすると怪我をします。
ここで強調しておきたいのは、息の量に頼り『すぎない』という点です。
全く使わないわけではありませんが、一番手軽に使える技故に、量のみに頼る方をよく見かけます。
それでは、量以外に息の速さを挙げる方法は何があるのか。
長くなりそうなので割愛します。
いかがでしたでしょうか!
突然ガバっと変えるとバランス崩れる可能性大ですが、頭の片隅に入れながら練習すると良い事あるかもしれません。
皆さんの練習に役立てたら幸いです。
是非お試しください!
本日はナスと豚で優勝です。
耳かきしないで寝ます。
それでは!
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