ウォーミングアップ
『本格的な寒さ到来!』
らしいですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
そしてトランペット吹きにとっても非常に厄介な季節『冬』が本気出してきました。
本日のテーマは『ウォーミングアップ』
唇の振動がポイントとなるトランペット。
寒さと乾燥という振動妨げるダブルパンチの季節『冬』をどう乗り切るか。
ウォーミングアップ(準備運動)が非常に重要な項目となってきます。
大切なポイントを大友なりに3つまとめましたので、是非最後までご覧下さい!
●基本の心構え
のんびり、ゆっくり、丁寧に
過去記事にも書いてありますが、非常に重要な心構えです。
逆に言うと、焦って雑に。
口で言うのは簡単ですが、実践できるかとなると難易度は高い考え方です。
次は、より良いウォーミングアップに使えるアイディアを大友なりにまとめてみした。
是非この心構えを踏まえた上で、ご覧ください。
●良いウォーミングアップの為の
具体的アイデア3選
①温かい息
キンキンに冷えた手を温めるような息で吹き始めると吉です。
息は吸う・吐くがセットで『呼吸』です。
温かい息で吸い、温かい息で吐くイメージがより良いウォーミングアップに必要不可欠だと考えています。
②鳴るまで待とうホトトギス
普段冷たい息で慣れていた人は、①を意識すると相当吹きづらいと思います。
冷たい息は瞬間的に音を鳴らしやすいかもしれませんが、持続性がありません。
曲によっては、冷たい息が要求されるシーンもあります。
しかし、準備運動段階で使うと唇に高圧な息を当て続ける事になり、シンプルに疲れます。
温かい息はリラックスした上で、柔軟な支えがないと音が出ないので、きっかけ掴むまでは鳴らしづらいかもしれません。
しかしそこで、コ○してしまうと織○信長です。
ウォーミングアップ段階で、思うような音が出ないのは当然です。
スポーツと同様、温かい息を使い続け、体を『ウォーム温めて』『アップ起こす』
鳴るまで待つ。是非、家康でいきましょう。
③無理のない音域、音量からスタート
これ見よがしに爆音&ハイトーンを最初から吹こうとする生徒さんたまに見かけます。
寝起きの様子で例えてみましょう。
朝、気持ちよく眠っているあなたに対し、
バケツいっぱいの水を思い切りかけられ、ハンバーグとトンカツをしこたま口に突っ込まれ、デザートはエビフライとピザよ!
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それと同じ事を唇にしているようなものです。
全国に沢山のトランペッターがいますが、99.99%が真ん中のFからスタートします。
音量も通常より控えめなmp程度が良いでしょう。
そこから上下にのんびりしたフレーズで、じっくり広げていき、優しく目覚めさせていくと良いと思います。
いかがでしたでしょうか!
ウォーミングアップの3つの大友なりの大切ポイントまとめさせて頂きました。
のんびり、ゆっくり、丁寧なウォーミングアップを心がけ、寒さと乾燥を乗り越えていきましょう!
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