ウォーミングアップ

大友拓哉

トランペット奏者・講師の大友拓哉です!
トランペットに役立つ情報をブログやYouTubeにて配信中。基礎を楽しく深く学べるような配信を心がけていますので、よければ是非ご覧下さい。

『本格的な寒さ到来!』

らしいですが皆様いかがお過ごしでしょうか。


そしてトランペット吹きにとっても非常に厄介な季節『冬』が本気出してきました。

本日のテーマは『ウォーミングアップ』


唇の振動がポイントとなるトランペット。

寒さと乾燥という振動妨げるダブルパンチの季節『冬』をどう乗り切るか。


ウォーミングアップ(準備運動)が非常に重要な項目となってきます。

大切なポイントを大友なりに3つまとめましたので、是非最後までご覧下さい!


●基本の心構え


のんびり、ゆっくり、丁寧に


過去記事にも書いてありますが、非常に重要な心構えです。

逆に言うと、焦って雑に。


口で言うのは簡単ですが、実践できるかとなると難易度は高い考え方です。


次は、より良いウォーミングアップに使えるアイディアを大友なりにまとめてみした。

是非この心構えを踏まえた上で、ご覧ください。


●良いウォーミングアップの為の

 具体的アイデア3選


①温かい息

キンキンに冷えた手を温めるような息で吹き始めると吉です。

息は吸う・吐くがセットで『呼吸』です。

温かい息で吸い、温かい息で吐くイメージがより良いウォーミングアップに必要不可欠だと考えています。



②鳴るまで待とうホトトギス

普段冷たい息で慣れていた人は、①を意識すると相当吹きづらいと思います。

冷たい息は瞬間的に音を鳴らしやすいかもしれませんが、持続性がありません。

曲によっては、冷たい息が要求されるシーンもあります。

しかし、準備運動段階で使うと唇に高圧な息を当て続ける事になり、シンプルに疲れます。



温かい息はリラックスした上で、柔軟な支えがないと音が出ないので、きっかけ掴むまでは鳴らしづらいかもしれません。


しかしそこで、コ○してしまうと織○信長です。


ウォーミングアップ段階で、思うような音が出ないのは当然です。

スポーツと同様、温かい息を使い続け、体を『ウォーム温めて』『アップ起こす』

鳴るまで待つ。是非、家康でいきましょう。




③無理のない音域、音量からスタート

これ見よがしに爆音&ハイトーンを最初から吹こうとする生徒さんたまに見かけます。

寝起きの様子で例えてみましょう。


朝、気持ちよく眠っているあなたに対し、

バケツいっぱいの水を思い切りかけられ、ハンバーグとトンカツをしこたま口に突っ込まれ、デザートはエビフライとピザよ!


大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それと同じ事を唇にしているようなものです。



全国に沢山のトランペッターがいますが、99.99%が真ん中のFからスタートします。


音量も通常より控えめなmp程度が良いでしょう。

そこから上下にのんびりしたフレーズで、じっくり広げていき、優しく目覚めさせていくと良いと思います。





いかがでしたでしょうか!

ウォーミングアップの3つの大友なりの大切ポイントまとめさせて頂きました。



のんびり、ゆっくり、丁寧なウォーミングアップを心がけ、寒さと乾燥を乗り越えていきましょう!

トランペット奏者 大友拓哉ウェブサイト

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