コンディション
寒さが一段と厳しくなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか!
先日の千葉でのレッスンで
『コンディション』
について話題になりましたのでまとめてみました。
コンディション維持においてのポイントを大友なりにまとめてみましたので、よろしければご覧ください。
●冬は要注意!
トランペット演奏において要注意なのが
『寒さ』と『乾燥』
だと個人的に考えています。
・寒い→筋肉硬直→パフォーマンスダウン
・乾燥→唇が振動しづらい→パフォーマンスダウン
この2つを兼ね備えている恐ろしい季節が、そう
冬
早速コンディション維持に大切なポイントと解説に参ります。
①丁寧なウォーミングアップ
今年で30歳を迎えた訳ですが、ストレッチ無しで筋トレしたら華麗に筋を痛めました。
そういう事です。
寒さで硬直しきった唇、体、心。
そこにまるで消しカスを吹き飛ばすかのような猛スピードの息を使い、演奏し始める方がいらっしゃいますが皆さまはいかがでしょうか。
温かい息で心・身・唇を丁寧に少しずつ呼び起こしてあげる事が日々のコンディション安定に必要不可欠です。
さらに付け加えるのであれば
自分に合ったウォーミングアップ
が発見できていると最高です。
人によって筋肉量や骨格、プレイスタイル、性格etc..
様々なように、本当の意味での相性の良いウォーミングアップもトランペッターの数だけ存在します。
ガチガチにメニューを固定する必要はありませんが、ざっくりパターンが決まっているとコンディション安定度が増します。
ちなみに大友は
・ロングトーン
・クラークNo1〜3(フラッター)
・リップスラー.スケール
上記メニューが大枠にあり、その日のコンディションや状態に別メニューを追加したり、抜いたりしています。
人によって正解が様々なのが、難しい所でもあり面白い所でもあります。
・丁寧なウォーミングアップ
・自分に合ったウォーミングアップメニュー探し
是非意識してみて下さい。
②体のメンテナンス
・唇の乾燥
・風邪etc..
諸々ありますが、上記2つはこの時期起こりやすいトラブルだと思います。
【唇の乾燥対策】
リップクリーム
これが必須品となってきます。
適切な食生活や睡眠時間なども関係してきますが、冬に起こりやすい内容というテーマなので割愛します。
ワセリン派、メンソレータム派etc..
様々派閥ございますが、大友は
ダントツでニベア派です。
他社と比べ、リップクリーム部分が長い為口紅っぽい見た目から使い始める点は唯一のデメリット(個人の乾燥です。)
保湿レベルが相性良すぎて、最早どうでも良くなっています。
逆に言えば、ポケットやカバンの中で蓋がポロッと落ちてベチョベチョになるリスクも低いかなーとも思います。
【風邪対策】
人によって様々ですが、大友はしっかり食べて、R1飲めば無敵です。
腸内環境整えましょう。
③楽器のメンテナンス
『毎年冬になったら楽器調整だすべし!』という大それた話ではありません。
※きっと出した方が良いと思います
今回のお話でいう内容は
『日々のお手入れ』
の話です。
トランペットの栄養分はなんといっても
オイルとグリス
しっかり楽器全体にオイルやグリスが適切な箇所に行き渡っている状態が、最も響くよう設計されています。
乾燥しやすい季節と言うことは、オイルやグリスも乾きやすいという事です。
加えて日々のお手入れが不十分な状態で練習を重ねると、単純に演奏しづらくなります。
管と管の間にわずかな隙間が生まれ、共鳴率が下がる事が原因だと考えます。
お手入れ方法がいまいち分からない方は、是非上記リンクからお手入れブログをご覧下さい。
面倒に感じるかもしれませんが、愛着をもった日々のお手入れはコンディション安定に大きく貢献します。
いかがでしたでしょうか!
他にも色々アイディアございますが、冬に起きやすいトラブルに特化した内容を中心にまとめてみました。
全然関係ありませんが自分で作ったボロネーゼが美味すぎてツライです。
是非ポイントをおさえて頂き、日々のコンディション安定にお役立て下さい!
それでは!
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