大宮レッスン一コマ『呼吸』
吹奏楽部に所属しつつ、大友レッスンにきてくれる頑張り屋の女の子がいます。
ただね、部活でやっている曲がそれはもうハード。
まだトランペットを始めたばかりな子ですが、余裕をもって出せる音域の1 Octほど上の音がモリモリの曲に取り組んでいるよう。
Oh.....本音をいうと、顧問の先生と一緒に選曲から携わりたいわけですが、まぁ無理な話。
自分にとって一回り二回り難しい曲にトライする際、特に大切にしてもらいたいのが
呼吸
高い音出るかな
最後まで吹き切れるかなetc...
成長するにあたってこういう感情は避けて通れませんが、気持ちと呼吸の関係性は密接です。
しかし逆に、呼吸を整えると感情をコントロールできると考えることもできます。
管楽器演奏において息=エネルギー
車でいうガソリンです。
ガソリンが十分に入っていない状態で、タイヤなどの部品に拘っても効果はイマイチなように、トランペットでも同じ事が言えます。
また息をたっぷり吸う事によって、息からエネルギーが得られます。
空気がたっぷり入った風船を手放すと、何もしていないのにエネルギーが沢山得られます。
空気がちょびっとしか入っていない風船は、得られるエネルギーもちょびっとです。
そうすると体を力ませてエネルギーを補填するしかないので、パテにつながり、音色も悪くなり、音域も狭まります。
他にもブレスの必要性について語り尽くし、ブレストレーニングもトライ。
そうすると、やっぱり良くなるんですね!涙
なにより嬉しかったのは、余裕がでたのか演奏の良し悪しが的確に判断できるようになったこと。
部活にいる時間が、大友といる時間より遥かに長いので、これは非常に大きな収穫!
まだまだ伸びしろある様子なので今後が非常に楽しみです。
最寄りつきました!それではまたお会いしましょう!
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